合格体験記

中小企業診断士登録完了!!

はじめに

令和6年5月1日付にて無事に中小企業診断士として登録されました!

数年後、初心忘れるべからずにて振り返れるよう、登録された本日に思いの丈を綴っておこうと思います。

登録まで

とにかく長かったー。

3月前半には15日間の実務補習を終え、修了式で書類も提出させて頂いてから一ヶ月半。

1月末の口述試験合格からは約3ヶ月。

中小企業診断士受験生以上中小企業診断士未満の状態。

名刺を作ろうにも、「中小企業診断士(登録予定)」というサブタイトルが付いている状態。

宙ぶらりんな感覚と共に、本当に登録されるのか疑心暗鬼の状態。

ある日突然携帯電話が鳴り、見てみると知らない番号からの着信。

恐る恐る出てみると、

「ひつじさんでしょうか。こちら中小企業庁の〇〇と申します。実は先日書類を送って頂きました中小企業診断士の登録についてなんですが...。大変申し訳ありません。こちらの手違いで2次試験の点数が間違っており、不合格だった為、今回は登録ができません。」

てな妄想を何十回したことか...。

1次も2次もネットで合格発表を見ても信じられず、郵便で届いた書類を見て、ようやく事実として受け入れましたが、そんな状況がまさか登録まで続くとは。

試験自体1次2次と膨大な範囲を勉強せねばならず、それはそれで非常に大変なのですが、試験に合格した後も、喜びも束の間、間髪入れず実務補習が始まるという流れ。

ただ振り返ってみると、1次2次の勉強をしてなければ、とても実務補習に耐えられなかったと思うので、やはり中小企業診断士になるには必要な過程なんだと思います。

でもまあ登録までに乗り越えないといけない壁の数は、数ある資格試験の中でもトップクラスなのは間違いないと思います。

素晴らしい仲間との出会い

実務補習が終了してから、X(旧Twitter)を通して、沢山の診断士界隈の方と出会うことが出来ました。

元々SNSをあまりやらないひつじでしたが、魅力溢れる診断士界隈の方々とSNS上でも、リアルでも関わりを持つのが楽しすぎ&刺激受けまくりな日々でした。

診断士の方々や診断士受験生の方々は、資格の特性もあり、高学歴や誰もが知っている会社に勤めている事が多く、入試の際に辞書を持ち込んで受験できる大学を卒業し、介護業界という体を張る職業をしており、現状無職のひつじから見ると、雲の上の存在でした。

これが所謂学歴職歴コンプ!!(笑)

ただSNSで交流したり、実際にお会いすると、紳士淑女ばかりで、学歴とか職業とか関係なく、人(ひつじ)として見てくれて、自然と相互にリスペクトし合う感じがとても素晴らしいと感じております。

そして実務補修のメンバーの方々。

辛く苦しい日々を共に駆け抜けた戦友。

あのメンバーでなければ、とても最後まで完遂出来なかったのではないかと思っております。

改めて関わりを持ってくださっている方々に感謝を伝えたい。

本当にありがとうございます。

そして必ずその方々に受けた恩をお返しできるような活動をしていきたいと思っております。

これからの事

さて、無事に中小企業診断士になれたひつじ。

今後どう活動していくか。

実はずっと迷っておりました。

現状無職ひつじなので、そのまま独立します的なことを表向きには言っておりましたが、

「本当にやれんのか。どうなんだい!?」

と考え、介護業界に戻るか、新たな業界で働いてみるか等模索しておりました。

ただ有難いことに、少しお仕事のお話を頂いたり、色んな方にアドバイスを頂き、

中小企業診断士として、自分の力でやってみようかと思っております。

ただやるにしても、法人を最初から立てるのか、個人事業主で行くのか、これはまだ模索中。

法人立てるなら、

「株式会社ひつじ」

「ひつじ株式会社」

どっちにしよう!?(どっちでもいい...。)

最後に

令和5年1月から中小企業診断士になる為の勉強を始めて、約1年3ヶ月。

振り返ってみると、長いようで短い、辛いようで楽しい、充実した日々でした。

そしてその間支えてくれた家族には、感謝しきれません。

中小企業診断士を受けようと思うことを告げた時、「やりな。ひつじなら受かるから。」

お金のかかる養成課程の相談をした時、「お金はどうにかなるから。行きなよ。」

と最後まで信じてくれて、即答YESをし続けてくれた、ひつじ妻ちゃん。

「パパ、これあげるよ。」と何度も似顔絵と頑張れメッセージの手紙をくれた子ひつじちゃん達。

勉強の傍ら、家族と共に過ごしたこの時間は一生の宝物になりました。

特に子供達には、大人が本気で勉強をする姿を見せられて良かったと思っています。

そして何より、適応障害となり、仕事も辞め、絶望の状態から、勉強に光を見い出し、やり切って結果を出した自分自身に、新たな誇りが出来たことを素直に喜ぶと共に、支えてくれた全ての人達へ、少しづつでも恩を返していくことを誓いたいと思います。

私にとって中小企業診断士になる旅は、私自身の再生の旅でした。

そして中小企業診断士となったこれからの旅は、果たしてどんな旅になるのやら。

オラ、ワクワクしてきたぞー!

-合格体験記