合格体験記

試験に不安を抱える皆さんへ

はじめに

みなさんこんにちは。

ひつじです。

現在皆さんが勉強している資格試験や学校受験に対して、不安を抱えていませんか?

「一生懸命勉強しているけど、不安でしょうがない。」

「この勉強量で大丈夫だろうか。」

「合格したけど、結局は運が良かっただけなんじゃないか。」

「そもそもこの試験を受ける必要があったのか。」

私自身、試験勉強中も、合格した今でも、上記のような不安に駆られている自分がいました。

コーチング本との出会い

ここ数日コーチング関連の本を3冊読みました。

その中でこちらの1冊

「未来を変えるコーチング」

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を読み、今まで抱えていた不安を払拭することが出来ました。

コーチングとは物凄い簡単に言うと、

クライアントとコーチの対話により、クライアント側の自己実現を果たすこと可能とする技法です。

本質的なゴールを対話の中で明確化し、それに向けた行動を自発的に促します。

ある対話の場面

この本の中には、実際のコーチング時の対話が記されています。

その中である一つの対話が私の試験の不安への解消に結びつきました。

その対話を、私が受けた中小企業診断士試験への不安に改変して以下に記します。

「3ヶ月後に迫った資格試験が心配でたまらないんです。」

ひつじは、大ひつじ先生とのコーチングのセッションで訴えました。

「何の資格試験?」と大ひつじ先生は聞きました。

「中小企業診断士という資格で、1次試験2次試験があり、合格率が5%も無いんです。」とひつじ。

「えー、中小企業診断士!?その合格率だと、とっても難しい試験なんですね。」と大ひつじ先生は感嘆の声をあげました。

「はい、とても難しいです。1次試験は7科目もあり、2次試験は答えもはっきりしない記述の試験で...。」ひつじは曇り顔で言いました。

「そう、本当に難しい試験なのね。」大ひつじ先生は、ひつじの顔を見つめ、優しげな声で言いました。

「はい、難しいんですが、合格したいんです。でもまだまだ勉強が足りてない気がします。」ひつじは伸びた羊毛をクルクルしながら言いました。

大ひつじ先生は、「この資格試験を合格することが、ひつじにとって、重要なわけですね。」と聞きました。

「はい。この試験の結果で、人生が左右されますから。」とひつじ。

「もう少し詳しく教えてくれる?」と大ひつじ先生。

「つまり、この資格試験の合否によって、その後の人生がどうなるか決まるんです。私は今無職で、この試験に合格しないと、家族全員路頭に迷うかも知れません。」とひつじは必死な表情で言いました。

「そう。ひつじは中小企業診断士に合格して、新たな人生を歩みたいのね。」大ひつじ先生は穏やかに言いました。

対話による不安の解消

いかがだったでしょうか。

ひつじは中小企業診断士という資格試験への不安を感じ、その不安を吐き出していきます。

その中で、大ひつじ先生は、対話を通し、ひつじの本質的なゴールは、「新たな人生を歩むこと」であることを導き出します。

そのような実現可能性がある夢のシナリオを思いめぐらす時、夢と一緒に不安が頭をもたげる時がよくあります。

ひつじは、大ひつじ先生との短い会話の中で、夢と不安を行ったり来たりします。

「中小企業診断士に合格して、新たな人生を歩みたい」

それが、現在ひつじが思い描く輝かしい夢なのです。

でもその夢には不安がつきまといます。

「試験が難しすぎたら?」

「勉強不足だったら?」

「試験に落ちたら?」

不安は夢の影のような存在です。

そして夢と不安の大きさはほぼ等しく、周波数が異なるだけです。

そこで聞き手(大ひつじ先生)のスタンスとして、最も効果的なのは、夢が増幅するように、周波数を合わせて、共振することとなります。

対話では、相手のストーリーの影を追わず、光を追う方が良いのです。

影の部分は、その人が光に向かって立ち、光に照らされて出来る影だと考えます。

相手が背負っている「不安」という重荷を一緒に開いてみると、その人は、自分の肩にのしかかっていた不安が、実は夢の実現への「熱意」と表裏一体だということに気づくはずです。それが分かれば、不安はむしろモチベーションを高める推進力となります。

夢に題名をつけ、不安を味方につける

自分にとって、その夢が大きければ大きいほど、不安も強くなります。

不安が強ければ、その不安は合格した後でさえも続くことになります。

「勉強が足りてない状況で受かったのは、運が良かったから。」

「運良く受かっただけの私は、実務の世界では生きていけないのではないか。」

私自身、この本を読むまで、そう思っていました。

でも今は違います。

本質的なゴールは、資格を取ることではなく、新たな人生を歩むこと。

そんな大きな夢を叶えるのなら、いくら勉強しても、合格した後も、不安は無くならなくて当然だと思えるようになりました。

そしてその不安は、夢と表裏一体であり、実は夢を叶える原動力だったこと。

そう考えると、不安を恐れることなく、夢へのパートナーとして共存することが出来ますし、逆に不安を感じないようなら、問題であるとすら感じることができるかと思います。

一生懸命勉強しても、過去問を間違えたり、模試で成果が出なかったりすると、もう試験受けるのやめようかなと考えることがあります。

そんな時は過去に遡り、本質的なゴール=夢をもう一度確認してみてください。

皆さんは何故その資格を取ろうと思いましたか?

皆さんは何故その学校を受験しようと思いましたか?

夢に題目をつけ、不安を味方につけること

皆さんの夢が大きければ大きいほど、不安は皆さんの味方になります。

大ひつじ先生は、皆さんの心の中にも居ます。

ぜひ自分自身の心の中で、大ひつじ先生と対話をしてみてください。

きっと穏やかなやさしい声で、皆さんの本質的なゴール=夢を導き出してくれて、不安を味方に変えてくれますよ。

その他のコーチング本

上記の「未来を変えるコーチング」以外にひつじが読んだコーチングの本はこちらになります。

「神様からのギフト ザ・コーチ2」

https://amzn.to/4b74Sf1

主人公の和美さんは、食品会社に勤め、夫と二人の子供を持つ女性。

いまいち自分に自信が無く、人から言われると断れない性格。

そんなある日会社の上司から重要なプロジェクトを任されることに。

多忙な中、仕事や家庭、色んな問題を抱え始めた和美さんは、あるきっかけで、コーチングに出会い、人生の転機が訪れます。

あらすじはこんな感じです。

物語の中で、コーチングの対話が盛り込まれ、和美さんが覚醒していく、痛快コーチングストーリー!!

読みやすく、勇気も貰え、私自身がコーチングに興味を持てた1冊です。

「人生を変える!コーチング脳の作り方」

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「神様からのギフト ザ・コーチ2」より、より実践的な技法が書かれています。

実際の対話場面も多く書かれており、技法をどのような場面でどう使用するのかが分かります。

またアドラー、ロジャース、マズローと言った心理学の見地から、なぜそのコーチングが有効か、エビデンスの部分も紐解いてくれており、

コーチングに対する多角的な理解がしやすい本です。

最終章のコーチングの描写を読んだ際には、ひつじはボロボロに泣きました。

いついかなる時、どんな状況においても、人は希望を持ち、自己実現を果たすことが可能であることを教えてもらいました。

「未来を変えるコーチング」から紹介しましたが、読む順番的には、

「神様からのギフト」→「コーチング脳の作り方」→「未来を変えるコーチング」

が個人的にはおすすめです。

コーチングは、まず自分を知り(自己覚知)、その上で他者貢献の為、対話を行い、自己と他者双方の自己実現を果たす技法だと思っております。

仕事や家庭、様々な人間関係が織りなす社会の中で、コーチングのスキルはとても重要なものだと思います。

ぜひ興味を持っていただければ幸いです。

それではまた!!

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